研究室の大学院生と参加した長野県木島平村役場・村民会館公募型プロポーザルにおいて、応募81作品中、第2次審査のヒアリング(6者)に進み、佳作入賞をしました。
このコンペは、老朽化する役場と隣接する村民会館を合築し、村の顔としての「木島平らしさあふれるビレッジセンター」のアイデアを求めていたものです。プログラムは、5000人の村役場+図書館+音楽用ホール。
吉松案は「みんなの杜としての村役場」をコンセプトとし、豪雪地帯に相応しい木造ハイブリッド構造シェルターを設け、その中心に雁木パッサージュと呼ぶ通路を貫入させることで、役場周辺を村の中心として再編成しようとする案でした。
研究室では、大学院修士1年生の2名がコンペに参加し、豪雪地帯に建設される庁舎のあり方やまちづくりの方向性にについて計画を練りました。2次審査では、省エネルギーを専門とする高橋達教授のアドバイスも受け、冬期に対する環境計画を提案しています。
吉松は、「同じ豪雪地帯として、現在設計中の福島県只見町庁舎のワークショップなどの経験が生きているのかもしれません。残念ながら、最優秀案には選ばれませんでしたが、最終審査に残った案はどれもレベルが高く、大変良い経験となりました。この経験がこれからのワークショップや設計に生きてくると思います」と話しています。
審査結果は下記
http://www.kijimadaira.jp/docs/2013080200015/
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